5日深夜、泊原発3号機(北海道)が停止し、国内すべての原発が停止した。42年ぶりらしい。政府は夏場の電力需要を見据え、節電を国民に求めていくそうだ。このような状況なら仕方あるまい。先日TVを観ていたら、以下のような事を言っていた。 “民主党政権になり、鳩山首相は25%のCO2削減を突然、世界に向かって発信し、菅首相は東日本大震災による福島第一原発事故を受け、脱原発依存へ方向転換した。たった2年半で大きくフレた。そして野田首相は何を国民に発信するのか。” 日本のエネルギー政策はどのようなものになるのだろうか。原油も最近は少し落ち着いてきたが、一ヶ月前ぐらいはかなり高騰していた。中東の政情も鑑みると安定供給とは言えない状況であろう。電力は私達の生活に直結している問題である。国民は政府の丁寧な説明と強力なリーダシップを求めている。