全世界に衝撃を与えた、アメリカ同時多発テロが発生して11年が経つ。当時は映画でも観てるのかと錯覚する程の信じられない光景であった。今年のアメリカの新聞の一面にあれから初めてこの9.11の事が掲載されなかったらしい。この事件そのものについては、忘れてはならないことであるが、ジャーナリズムということになると一面に掲載する役目、あるいは意義が終わったということである。3.11の東日本大震災から1年と半年。まだまだ復興が終わった訳ではないし、今でも大勢の被害に遭われた方が元の生活に戻すために一生懸命努力し、また苦しんでいる。ニュースとしての意味はその分野の人々が考えればよいが、我々日本国民として忘れてはならない、風化させてはならないものである。私達に出来る事を継続的に行っていこう。一人ひとりの小さな一歩が必ずや東北の復興、日本の復興につながるのだから。