内向・外向
本日は、第49代理事長 井上貴博先輩を訪問した。私は通算4回目の歴代訪問であったが、いつも新鮮で勉強になる。福岡JCの歴史、特に世界会議前後の福岡JCと日本JCとの関係や松山先輩を会頭に輩出した時のお話など、時間を忘れるぐらいに興味深い話だった。その中でJC活動における2種類のリーダー像を教えて頂いた。一つ目のリーダーは、メンバーの家庭や会社の環境まで把握し、正面から向き合い、とにかく仲間意識や絆を大切にし、一人一人を引っ張っていく、どちらかと言えば、内向きなタイプ。もう一つは、組織を俯瞰的に捉え、全体のバランスをとりながら調整していく、外向きなタイプ。誤解して欲しくないが、ここで言う内向き・外向きは福岡JCを内と考えた場合の表現である。どちらがいい悪いもなく、どちらも必要である。私は福岡JCが日本でNo.1のLOMと信じて疑わないし、またその一方で福岡JCだけで考えるのでなく、周りとの関係性、つまり日本JCやJCIとの関係構築も大事だと考える。なぜならば、全てはメンバーの機会創出のためであるからだ。しかし私自身、頭では両方大事だと理解していても、やはりどちらかにフレているに違いない。皆さんはどちらのタイプだろうか。両方兼ね備えたリーダーがなら申し分ないだろうが、一人で担う必要は全くない。福岡JCには、そんな2種類のリーダーが必ずいるからである。