09:00からの日本JC理事会オブザーブのため、08:30にホテルを出た。JC会館に着くと、新嶋委員長(富永副会頭特別補佐)が動き回っている。笠議長は、ややゆっくりめの入室だ。さて時間通りに開会し、審議事項に入った。そこで私も日本JCの理事会で初めて見たのだが、反対票があがった。(審議は可決したが)詳細については差し控えるが、私は考えさせられた。私は2007年から理事として福岡JCの理事会に出席しているが、反対票を何回見ただろうか。この反対票には、議決権を持った人間が責任を持ってその権利を行使しているということが強烈に感じられた。恐らく、これまでの議論の中で、意見や質問をかなり出たのであろう。それでも納得がいかないからこその反対票である。またその反対の理由もしっかりと述べられたが、最後に議案が審議され承認された以上は、全力で支援するということであった。福岡JCの理事会に置き換えてみよう。理事の皆さんは、本当に納得した上で賛成に手を挙げているのだろうか。また、その前に納得くいくまでとことん議論をしているだろうか。反対することを奨励しているわけではないし、全員一致を否定しているわけでもない。ただ、理事としての使命と与えられている権利の行使のついて今一度考えてみてはいかがだろう。