スポーツのまち福岡
アビスパ福岡がホームでの開幕戦を勝利で飾った。J1復帰に幸先よいスタートだ。1年でのJ1復帰をお願いしたい。さて理事長所信でも書かせて頂いているが、この福岡はスポーツに対して寛容であり、恵まれた環境である。昨年日本一に輝いたプロ野球のソフトバンクホークスをはじめ、サッカーではアビスパ福岡やなでしこリーグの福岡Jアンクラス、ラグビーではTL残留を決めた福岡サニックスブルース・再昇格のキューデンヴォルテクス・残念ながら降格したコカコーラウエストレッドスパークス、バスケットではライジング福岡といった各種のトップチームが存在しており、また大相撲九州場所そして伝統ある福岡国際マラソンと、このようなスポーツコンテンツがあるのは、全国的にも東京・大阪・名古屋そしてこの福岡ぐらいだ。そして今年の10月には「ゴールデンオールディーズ・ワールドラグビーフェスティバル」が福岡で開催される。この大会は1979年から2年に1度開催される世界中の35歳以上のラグビー愛好家達の国際大会である。今大会も1週間に渡り、5,000人程の参加が見込まれるそうだ。また先日公開例会の際にも案内があった通り、2013年のフィギアスケートGPファイナルの招致も目指している。このようにスポーツを通じて、友情や国際交流は勿論のこと、福岡への誘客といった経済的効果も大きい。2007年に私が最初の委員長をさせて頂いた時の委員会名が「スポーツのまち福岡委員会」であった。地理的にもアジアの玄関口として、またまちの規模や交通インフラ、気候といった様々な条件もそろっており、そしてお祭り好きの福岡人。この福岡はまさしく「スポーツのまち」の言えるだろう。この魅力を我々はもっと理解し、活かしていかなければならない。