4月度公開例会
本日は、4月度公開例会が開催された。講師は「デフレの正体」で有名な藻谷浩介氏。「屋台から見た福岡の魅力」というテーマで講演を頂いた。戦後の都市計画から人口減少の問題をわかりやすく解説して頂き、まちの魅力という観点からの屋台の今後のあり方を語って頂いたのだが、非常に分かりやすかった。シンガポールの屋台、高知県の日曜市場などとの比較は大変参加になった。屋台問題をクリアするためには、警察(道路管理)・保健所(衛生)・そして市役所(納税者)の3つを何とかしなければならないこと。日本中どこに行っても画一化しているまちは、魅力がない。福岡には福岡ならではの魅力を出す必要がある。藻谷氏の話の中で再三出てきた、ポジショニング(言い訳)をどれだけ福岡が持っているのか、また創り出していくのかが重要になってこよう。本年度は、そんなまちの魅力を再確認し、発信していくたけに食文化とスポーツに焦点をあてている。本日の例会が今後予定している事業実施のための何らかの力になることを期待している。