7/7から始まった夏の全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)福岡大会も準々決勝まできた。私事で恐縮だが、元高校球児としてこの季節はワクワクする。福岡県は135校の出場校数、そしてレベル的にも全国でもトップクラスの激戦区だ。ちなみに我が母校はどういう訳か西短(西日本短大付属)とよく当たる。私の現役時代も一つ上の学年から4年連続で当たっている。今年も対戦しており、敗れている。さて、この高校野球だが、何故ワクワクするかというと、1戦1戦、選手一人一人のレベルが上がり、初戦と決勝での動きが明らかに違うからだ。勿論、試合をこなす事により馴れてくるものもあるだろう。しかし、特に夏の大会は劇的に変わることがある。トーナメントの1発勝負のため、2年半もの間、色々なモノを犠牲にして野球に打ち込んできたその結果が1試合で決まるのだ。その試合にかける情熱は並々ならぬものであり、命懸けといってもいいだろう。そしてそれは、感動なくしては見る事ができない。今年はなかなか観に行く事ができない。最近、忘れかけている“ひたむきさ”、“一瞬にかける想い” そんなものを肌で感じたい。高校生から学ぶものも多いのではないだろうか。