決められる政治?
政府は、2030年代に原発稼働ゼロという目標を掲げたエネルギー戦略を決めた。経済界からの反対や光熱費が上昇するという国民の生活に直接する問題はクリアしなければならないし、具体的な道筋も明らかになっていない。民主党政権は、「決められる政治」という言葉をよく使っている。しかし、そもそも政治家は「決断」することが仕事ではないのか?トヨタが「走る車をつくります」と言うだろうか。国民の負託と信頼を得て、国民のために様々な課題の解決に力を注がなければならない。課題・問題を見つけ、目標を設定し、その目標をクリアするためにあらゆる手法(施策)を用い、達成していく。そこには、揺らぐことのない信念としっかりとした背骨のような軸がなければならない。勿論、具体的な計画(工程)も必要である。あらためて今の政治を見ていると本当に仕事をしているのか?と思いたくなる。彼らは、この日本をリードする、まさしくリーダーでなければならないはずだ。問題は山積みだ。領土問題、エネルギー問題、経済・財政…。民主党、自民党の代表選挙が行われる。真のリーダーを期待したい。そして私たち青年世代がもっと政治に関心を持とう。そんなに時間はないはずだ。