以前もご紹介したが、西日本新聞社企画の『今こそ伝えたい「石油の力」』座談会に参加した。石油連盟の常務理事・広報委員の方、そしてアナウンサーの徳永玲子さん、そして私とコーディネーターの西日本新聞の部長である。徳永さんにはアサデスで、たまに事業PRをさせていただいていることにお礼を述べた。間近で見ると、TV以上に素敵な方である。本題に入る。座談会では、石油連盟の方の説明後、それぞれの立場で意見や感想を述べさせていただいた。石油製品は我々の生活において不可欠な存在であることは理解した。東日本大震災の時にも利便性・貯蔵性・運搬性に優れ、災害に強い自立型・分散型エネルギーであるとの説明にも納得である。しかし今後の我々の生活において、原料・燃料としての石油をどのように考えていくのかは、エネルギー政策に関わる問題である。今や、エネルギー問題は国民一人ひとりが考えなくてはならない問題である。今年の夏の節電目標もクリアし、市民意識は格段に向上しているが、今後のエネルギー政策の道筋が明確に出ない限り、難しい問題だと思う。脱原発の方向性はよしとしても、0%で本当に大丈夫なのか?代替エネルギーはどうするのか?海外ではディーゼル自動車が電気自動車やハイハイブリット自動車より普及しているとのこと。環境への影響も含め様々な取り組みが行われている。今後は政府・メーカー・団体が一体となって国のエネルギー政策とマッチした有り方を考えていかねばならない。そして私達国民一人ひとりが出来る事を確実に行っておくことが重要である。非常に勉強になった一日だった。