2月度理事会が開催された。報告議案の審議が大部分だったが、厳しい意見があった。そもそも議案は背景があって目的が決まり、その目的を達成するためにどのような手法を用いるか(事業内容)を決定し、事業を遂行していく。そして報告書は、事業目的がその手法で達成できたのかどうかの検証を行ない、問題点や課題を挙げ、今後に活かしていかなければならない。しかし本日の事業報告を見ると、目的達成の検証の箇所に問題点を記載していたり、単なる実施したことの羅列であったり……。「来年以降参考になるのか?」「目的達成の検証になっていないのではないか?」このような意見や質問が出るのは、真剣に議案を読んでいる証拠であるのだが、逆にしっかりと報告書を作成して初めて事業が終了するという基本を疎かにしているのではないか。年度を跨ぐということで、モチベーションがあがらないのかどうかは定かでないが、会員の貴重な会費から捻出し、事業を実施したわけである。是非、最後の最後まで自分たちが行なった事業に対しての愛情と誇りを持ち続けようではないか。