今日は娘の誕生日を1週間前倒ししてお祝いをした。私の家は、両親との同居で6人で住んでいる。姉夫婦も参加して8名での食事会となり、普段なかなか家族が揃わない中、久々に楽しい時を過ごした。日頃から不在である父親の私であるが、その分私の両親が色々と躾をしてくれているようだ。挨拶や食事の際のマナー等、優しいばかりの祖父母ではなく、怖い面もあるようである。こども達もこの家で一番偉いのは祖父と思っているようだ。同居を始めて2年程になるが、こどもの成長という点、それから逆に親孝行という点においては、本当に良かったと思っている。勿論、嫁が大変であり、苦労はかけていると思うが。さて教育ということにおいて、最近、家庭での教育ということが強調されている。当然のことであり、それ自体について異論はない。しかし以前は家庭で躾をすることは当然のことであったと思う。人が話をしている時には静かにする、ちゃんと返事をする等、当たり前のことを教えるのが家庭であり、家族である。学校に行って習うべきことではない。今の小学校・中学校はそういうことも教えなければならない場合もあるらしい。当たり前のことを当たり前に出来ていない大人が、多いからこそ、今家庭での教育が特に叫ばれているのではないだろうか。学校が悪い、先生が悪いという前に私達は親としてきちっと責任を果たしているだろうか。このような現在の社会を作ったのは我々大人である。まずは、自分自身が出来る事をしっかりとやろう。日頃、父親としてあまり頑張れてない自分に反省し、家族の有難さが身にしみた一日であった。