出向の意味

今年は、富永副会頭・笠議長・新嶋副委員長(役職は日本JCのもの)をはじめ、多くのメンバーが出向しているおかげで、役員の方々と話をする機会が結構ある。その中でいつも言われているのが、「大切なメンバーをお預かりさせて頂く以上、必ず何かをLOMに持ち帰ってもらいLOMを担う人材に育ててお返しする」ということである。そしてそのためにも、LOMの支援が必要なのだ。これは、別に出向に限ったことではなく、私達がJCをやらせてもらっていることと同じである。会社(家族)からJCに行かせてもらってそこで得る経験や知識その他を必ず持ち帰って、今度は会社(家族)のために活かしていく。そのためには、会社(家族)の支援なくしてはJC活動は出来ないのだ。お互いにこのことを理解すれば、誰が出向しようとも、そこで得たモノは、財産としてLOMに残っていくはずである。

8月度理事会

8月度理事会が開催され、5件の審議事項が無事承認された。特に2013年度の役員が決定したのは、喜ばしいことである。先月の理事会で田川次年度理事長予定者が誕生し、そして田川次年度を支えるいわゆる、「2013年度田川チーム」が発足した記念すべき日となった。1年前の自分を振り返ると、これでいよいよ次年度がスタートし、待ったなしの状態となり、一日一日があっという間に過ぎていくのを思い出す。是非、一致団結して来年の福岡JCをさらに盛り上げてもらいたいものだ。また2013年度理事選挙に関する事項も承認を頂いた。単年度制であるJCは、理事が入れ替わり新陳代謝を絶えず行なう事により、組織自体の活性化を行っている。是非、多くの勇気あるリーダーの登場に期待したい。さて、今年もあと残り5ヶ月である。次年度体制も着々と出来上がっていく中で、今年の担いもしっかりと全うしなければならない。委員長の皆さん、残された時間はもうそんなにはないですよ。よろしくお願いします。

自信を持って

7月初旬から発生した豪雨災害に対して、発生当初から多くの各地のJCメンバーがボランティアとして復旧・復興支援に従事している。福岡JCからも多くのメンバーが現地に駆付けており、本当に感謝している。昨年の東日本大震災での経験を活かし、短時間で被災地への支援が実施出来ていることは、誇るべきことであろう。しかし、実は2010年も同じようなことが行なわれていたのだ。2010年地区大会は奄美大島で開催される予定であった。しかし、春から夏にかけて宮崎県で口蹄疫が流行し、延期を余儀なくされた。そして準備もほぼ完了した時期に今度は奄美大島を襲った豪雨。死者も出て、島のあらゆるところで土砂崩れ等が発生し、道路やライフラインは寸断されたのである。そこで当時のU九州地区会長はじめ、九州地区役員は現地入りし、人的・物的・経済的支援に奔走したのである。ここで重要だったのは、決断すること。そして行動すること。誰もが出来ない事を率先してやる!まさにJCの存在意義ではないか。2010年、2011年、そして今年とJCは地域にとってなくてはならない存在なのである。一人一人の行動は小さなことかもしれない。ただ、この一人一人の行動は尊いものであり、この一歩がなければ前に進まないのだ。自信を持って活動していこう!

キッズモール

教育問題委員会の事業、「キッズモール」が開催された。これは、家庭・学校に地域を加えて3者のトライアングルによる教育のあり方を考えるものであり、今回は唐人町商店街さんと教育委員会、そして南当仁小学校にご協力を頂いて実現した。商店街の店主の皆様と子ども達がコミュニケーションを図りながら、一日販売員を体験するものである。品物を売る事が目的でなく、あくまでその過程が重要であり、その後の発信が重要であろう。その点においては、目的達成の検証は必要であろうが。しかし、当日は非常に多くのメンバーも協力し、商店街自体も活気があったと思う。そして何よりこども達の笑顔が素敵だった。宮田委員長、そして全メンバーの皆さん、ありがとうございました。

移動時間

とある公務で、東京に行くことになった。今回は日帰りである。福岡-東京は約90分のフライト。皆さんは飛行機の中でどのように過ごされているだろうか。私はというと、誰かと一緒でしかも隣同士で座っている場合を除いて、ほぼ眠っている。極端な時は、離陸前に寝て、着陸後に起きるといった具合だ。そんな状態なので、飛行機の中の飲みものが有料だろうが無料だろうが、全く問題ない。しかし、昨年・今年と移動が増えているので飛行機の移動時間について考えてみた。今年は、毎月の東京の理事会(90分×2×8回、※1・7・8・10月は除く)、香港往復(360分×2×2回)、台湾往復(180分×2回)。各種大会等でこれくらいか。あとは、国際アカデミーや今回のような突発的なもの。しかも新幹線等の列車の移動は除いている。かなりの時間を移動に費やしていることに気付いた。(富永特別顧問、笠室長、新嶋特別委員長に比べたら大したことではないが)そう思うと、時間がもったいないような気がする。何かできることないだろうか。考えてみよう。