福岡青年会議所-理事長ブログ

先日の日経新聞の一面に人口減少について記載があった。なんと1年間で25万9千人減ったらしい。1950年以降の統計で最大とのこと。また65歳以上の老年人口割合は、過去最高の23.3％である。4月度例会の藻谷氏の講演でもあったが、驚くべき数字である。老年人口が多いのは、寿命が長くなっており、これ自体はいいことである。しかし、それを支えてきた年金や医療や介護を支えてきた現役世代が少なく、結局負担が多くなってくる。団塊の世代は、平均4人兄弟だったそうだ。しかし今は4人はおろか、出生率は1.39％（2011年）生まれてくる人数が低下すれば、単純に老年人口は増え、総人口も減っていくだろう。私達の周りも結婚をしていない人が多いと思う。晩婚化が進んでいる原因の一つに将来の先行きが不安ということが挙げられる。どのような社会ならば安心して子どもを産んで育てていくことができるのだろう。私達一人ひとりが考えていかなければならない問題である。

本日は、アビスパ福岡後援会総会に出席した。私は顧問として、光山副理事長は実行委員として出向している。後援会としてのＨ23年度事業報告及び決算報告とＨ24年度事業計画及び予算が承認された。球団として一生懸命やっているとは思うが、もっと盛り上がる方法はないのだろうか。福岡よりも人口が少ない都市で盛り上がっているところはたくさんある。何故福岡がイマイチ盛り上がらないのだろうか。よくレベルファイブスタジアムが便利が悪いという人がいるが、地下鉄は通っているし、駐車場もたくさんある。地理的なことでいけば、他のチームで条件が悪い所はもっとある。そういえば、昔平和台球場からドームに移った時に便利が悪いとかよく聞いてた気がする。今ではそんなこと言う人はまずいないだろう。何が言いたいかというと、チームが強くなることも一つの要因だろうが、やはり魅力的なチームであること。これに尽きるのではないか。どうすれば魅力的なチームになるのかを考えていくしかないだろう。2007年に委員長をさせていただいた時、アビスパ福岡さんには大変お世話になった。その際にスポーツの種目の垣根を越えて、スポーツの素晴らしさを教えていただいた。そんなスポーツの魅力を最大限に活かすことが出来れば、福岡はもっと魅力的なまちになるであろう。アビスパもこのまち福岡の財産である。是非、より魅力的なチームとなり福岡を元気にする原動力のひとつとして頑張ってもらいたいものだ。

所用で土曜も東京に泊まり、今日の夕方帰福した。毎週日曜日16：00からノーサイドクラブが練習しているということなので、空港からそのままノーサイドクラブの聖地“修猷館高校グランド”へ伺った。もう18時前だったせいか練習も終わり、グランド整備中であったが、西田先輩・島塚先輩・安武先輩にご挨拶し、そのまま懇親会のじゃがいもへ参加。先輩方との話は非常に面白いし、勉強になる。趣味の会のこと、JCのこと、仕事のこと。あらゆる分野においてやはり経験者であり先輩である皆さんの話を聞く機会をもっと多くしないともったいない。それも酒を飲みながらという条件付きで。OBと現役との交流はオールメンバーや送る夕べだけではないし、もっと言うならば、趣味の会や任意の会こそが交流親睦の真髄といえるだろう。たまたま今日は少ないということであったが、現役が少ないのは寂しいし、先輩にも失礼である。もっと積極的にこの機会を広げよう。今度は練習にも参加してみよう。

東京2日目。8：30にロビーに集合した。遅刻した人は何らかのペナルティーをと散々言っていた青柳顧問が、45秒遅れでぎりぎりセーフ？一同でJC会館へ出発。会頭を真正面に見据えて正副メンバーを中心に総勢16名でオブザーブした。勿論、新嶋特別委員長はじめ、副会頭補佐チームは別席で待機している。理事会は京都会議の報告議案が全て差し戻しという結果だった。常任理事会からの修正がきっちりいっておらず、議論に値しないということであった。2月の理事会に引き続き、考えさせられるところがあった。さて、このオブザーブであるが、オブザーブ紹介は、LOMと違い会議の最後に行われる。しかも理事長名のみ紹介され、メンバーと同時に立ち、一言というのが普通だ。全国各地の理事長さんをはじめ、多くのメンバーがオブザーブしている。今年の国際アカデミーの主管の札幌JCさんが議案審議ということで10名程オブしていたが、我々が一番多かった。周りは「何事か！福岡JCは何か企んでいるのか？」と思わせるぐらい圧巻だった（笑）今回は日頃福岡JCの看板を背負っている、富永副会頭、笠議長、新嶋特別委員会を激励に正副で行こう！というのが事の発端である。正副メンバーをはじめ、藤委員長そして新嶋特別委員会のみなさん、本当にありがとう。お疲れ様でした。

理事会終了後

本日は、午後より明日開催される日本JC理事会にオブザーブするため、ほぼ正副メンバー全員で東京に出発した。LOMナイトには、正副構成メンバー以外にも藤特別委員長、そし山下副委員長、岩本君の総勢15名が参加してくれた。3次会、4次会には、富永副会頭、笠議長も合流して、東京の夜を楽しんだ。明日の理事会にこれだけ多くのメンバーでオブザーブできることに感謝したい。しかし、明日の朝はみんな起きれるだろうか（笑）