諮問会議公開プレゼン

本日は、大山議長率いる、諮問会議の公開プレゼンが開催された。田川次年度、また多くの委員長をはじめメンバーの皆さんが参加してくれていた。この諮問会議は、協賛企業との関わり方と継続事業をどう考えていくのかの二本柱で活動していただいている。この前者の協賛企業との関わり方については、JC運動をどう理解していただくか、そして賛同していただく企業側へのメリットをどのように生み出していくのかが重要となる。また後者の継続事業については、中洲JAZZを例に挙げて3年スパンでの事業継承というカタチを新たに構築していくという内容であった。最終的な答申書が2013年度以降の福岡JCのスタンダードなカタチになるはずである。最後の仕上げを期待している。

「石油の力」座談会

以前もご紹介したが、西日本新聞社企画の『今こそ伝えたい「石油の力」』座談会に参加した。石油連盟の常務理事・広報委員の方、そしてアナウンサーの徳永玲子さん、そして私とコーディネーターの西日本新聞の部長である。徳永さんにはアサデスで、たまに事業PRをさせていただいていることにお礼を述べた。間近で見ると、TV以上に素敵な方である。本題に入る。座談会では、石油連盟の方の説明後、それぞれの立場で意見や感想を述べさせていただいた。石油製品は我々の生活において不可欠な存在であることは理解した。東日本大震災の時にも利便性・貯蔵性・運搬性に優れ、災害に強い自立型・分散型エネルギーであるとの説明にも納得である。しかし今後の我々の生活において、原料・燃料としての石油をどのように考えていくのかは、エネルギー政策に関わる問題である。今や、エネルギー問題は国民一人ひとりが考えなくてはならない問題である。今年の夏の節電目標もクリアし、市民意識は格段に向上しているが、今後のエネルギー政策の道筋が明確に出ない限り、難しい問題だと思う。脱原発の方向性はよしとしても、0%で本当に大丈夫なのか?代替エネルギーはどうするのか?海外ではディーゼル自動車が電気自動車やハイハイブリット自動車より普及しているとのこと。環境への影響も含め様々な取り組みが行われている。今後は政府・メーカー・団体が一体となって国のエネルギー政策とマッチした有り方を考えていかねばならない。そして私達国民一人ひとりが出来る事を確実に行っておくことが重要である。非常に勉強になった一日だった。

優しさ

次年度委員長になるメンバーから「委員会メンバーに対する委員長の接し方・考え方とは?」という質問を受けた。色々な考え方があるだろうからあくまでも一つの考え方と捉えてほしい。私が思うに、どれだけの機会をメンバーに提供できるかに尽きると思う。JCはリーダー育成機関だということは言い続けているが、リーダーになるためのトレーニングを行っているのがJC活動である。だとすれば、様々な機会を提供し、またそれを活かすべく行動することを後押しすることが大事である。そしてそれは、優しさだと思う。「仕事が忙しくて…」「妻がうるさくて…」なんてことを素直に聞いていることがないだろうか。メンバーの状態を把握することは必要であるが、そのまま受け取るか取らないかは大きな違いだ。そもそも、自らの意志で入会しているのだ。もっと言えば、JCは義務教育でもないし、必ず入会しなければならない訳でもない。原点に立ち帰り、まずは行動することを強烈に理解してもらう必要がある。仕事が忙しいなら、寝る時間を削って活動しよう。妻が理解してくれないなら、何度でも説明してJCがない時に最高の家族サービスをしよう。今より少しでも成長するには、負荷をかけなければならない。筋トレするのは、筋肉に負荷をかけて大きくなろうとさせるためだ。簡単な事である。メンバーに少しだけ無理をさせよう。それが優しさだ。言い訳を理解してあげる事、メンバーの立場になって考えてあげることは優しさでない。逆にやり過ぎるメンバーに「大丈夫か。」と声をかけてあげることが優しさだと思う。来年の委員長の皆さんが、「優しくて厳しいそして格好いい!」と言われる委員長になっていることを期待している。

先輩との接点

先日、2007年に卒業されたH先輩の会社にお邪魔した。その際に、来月のじゃがいもと12月の送る夕べのご案内をさせて頂いた。H先輩だけでなく、多くの先輩方が言われるのは、「もう卒業して○○年経ったからよかろう?」という言葉だ。その言葉を額面通り受けているメンバーはいないだろうか。先輩方は、自分から積極的に出席されるのが恥ずかしいのだ。だから、現役としては、「言い訳」を先輩方にお渡ししなければならない。「現役がここまでするなら…」という事が必要なのだ。電話は勿論であるが、直接お会いしてご案内する事。「そこまでせんでいい」と言って頂けるように足を使って汗をかかないといけない。私も副理事長の時にオールメンバーと送る夕べを担当させて頂いたが、OBの先輩方とお会いする機会を頂いて大変勉強になった。そんな機会を活かさない手はない。営業をされる方はわかるであろうが、話のネタがないとなかなか行きにくい。会員交流委員会そして親睦委員会は他の委員会と比べて恵まれているのだ。是非、アドバンテージと思って、積極的に動いて欲しいと思う。

宇宙?

最近、ある方にお会いした。いくつも会社を経営されている方であり、仕事以外の活動(JCのような活動)も積極的にされている方である。私から見ても忙しいというより忙しすぎるという感じだ。でもそこにせわしい感がない。面会されている時は勿論、電話でさえいつも笑顔であるし、一つ一つに対して誠実に対応されている。私だったら、イライラしたりするだろうし、電話でも「今、忙しいから後で!」なんて言いそうだ。それもないのである。何故、そんなに穏やかにできるのか、尋ねてみた。曰く「全ての原因は自分にある。いいことも悪いことも。そしてその全ての根源は宇宙である」まさか、宇宙が答えだとは想像もつかなかった。たったこの言葉だけで理解するのは非常に難しい。ただ、感じるのは心の余裕というか奥行きの広さというか、そんなものを強く感じる。所詮、今起きていることの一つ一つは、大宇宙から見たらごくごく小さいものなのだ、そんな心境なのだろうか。答えが合っているかどうかわからないが、少しでもその境地に近づけたらと思う。